名進研、「佐鳴予備校」のさなると業務・資本提携

「佐鳴予備校」などを運営するさなる(東京・新宿)は2011年4月7日、学習塾「名進研」を展開する教育企画(名古屋市)と、株式50%を取得することを柱に業務・資本提携したと発表した。両社とも中部地域が地盤だが、さなるは高校受験、教育企画は中学受験に強みを持つ。両社で受験指導ノウハウを共有し、生徒獲得などで競争力を強化する。

さなるは昨年12月8日付で教育企画の株式を取得したという。取得額は非公表。今後は教材の共通化などを進める。さなるが開発した映像授業システムを教育企画に提供することも検討する。

さなるは昨年秋、首都圏で学習塾「栄光ゼミナール」を展開する栄光(さいたま市)の発行済み株式の30%強(間接保有分を含む)を取得。提携を持ち掛けたが不調に終わり、今年3月、栄光と資本・業務提携した進学会(札幌市)に栄光株を譲渡することを決めていた。さなるは1965年に浜松市で創業。現在は「佐鳴予備校」を愛知、岐阜、静岡の3県で180校展開し、グループ全体では全国に280校、生徒数は5万2000人の学習塾でここ数年、地方の有力学習塾を相次ぎ買収している。


教育企画は愛知県と岐阜県で38校、生徒数は6500人の名進研を抱えている。中学受験から大学受験まで手がけており、特に中学受験で実績がある。同社は昨年、個別指導塾大手のリソー教育と、資本受け入れを含む提携交渉を進めたが、条件が折り合わずに交渉を打ち切っていた。


posted by 名古屋っ子 at 15:15 | ニュース